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【所員’s OFF TIME⑥】クロマチックは、私の人生のお宝

   小学校時代から長くリズム音痴に悩まされてきました。歌を歌っているときに、リズムが外れるのです。音楽を聴くのは大好きなんだけど・・・と、ひとり言をつぶやいて自分自身を慰めてきました。
自然界の鳥達の鳴き声や虫の美しい音色には、脳が快く反応してくれるのです。特にウグイスのさえずる「ホーホケキョ・・(堂)」は、私に話しかけているように聞こえます。
 また、大学時代のゼミの先生がクラシック音楽の楽しみ方を教えてくれました。これがきっかけとなって、先生の協力もあり教材を参考にしてスピーカーを自作しました。徹夜作業をして夜明け前に完成。このスピーカーから岸洋子の歌う「夜明けの歌」のCDの素敵なメロディが流れてきた時の感動は、今でも鮮明に覚えています。
作成から45年近くたった今でも、私のリラックスタイムに欠かせないべートーベンのバイオリン協奏曲やおやすみ曲であるジュピター(ハーモニカ)の美しい調べを聞くことが出来ます。
 昨年2023年のある日 受け身の音楽鑑賞を一変する事件が、私を襲いました。
ユーチューブから流れるクロマチックハーモニカの音色の美しさに脳がしびれてしまいました。
リズム音痴からの脱却と「聞く音楽から聴かせる音楽」に挑戦するチャンスが来たのです。
2023年12月、クロマチック新宿合奏団の教室に突撃入会をしました。
その日からオタマジャクシ♬、♪の意味、シャープ、フラット、DC記号DS記号の初歩学習、ドレミの音階練習が始まりました。ハーモニカでクラシック演奏は夢の夢でした。楽譜とニラメッコして10か月経過した今、リズム音痴の開放が少しずつ進んでいるのを実感しています。ようやく合奏団の課題曲のモーツアルトのシンフォニー40番の楽譜を眺めつつ、一小節の音出しの練習の日々です。夢の夢を追いかけています。青春の真っ只中!!・・・悪戦苦闘も苦になりません。素敵な演奏が出きるまでに何年かかるのかなーと、ふと独り言をつぶやいています。
                                              所員H