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【所員’s OFF TIME③】 火事場の馬鹿力

大学に入ってすぐ、自動車の免許を取得した私は、運転練習の付き添いを申し出てくれた近所に住む叔母の車で、市内のドライブに出かけました。

 

助手席に座る叔母の適切なアドバイスもあり、ドライブは順調に進みました。

休憩をとるため、駐車場に車を停めようとしたところ、隣に停めてあった車に近づきすぎてしまいました。

そこでいったんブレーキを踏めばよかったのですが、そんな応用力は持ち合わせていなかったため、ゆっくりと、スローモーションのように、相手車のタイヤの上部あたりがどんどん凹んでいきました。

 

大トラブル発生です。

 

まずは駐車場のおじさんに報告しなくては、と叔母は私と車を置いていなくなってしまいました。

やっちまった!と動揺した私は、何を思ったのか、いきなり相手の車のタイヤの上部分に両手を入れ、思い切り凹んでいるところを引っ張り出しました。

すると、なんと、車のボディが何もなかったように元に戻ったのです。

 

その日の夜、車の持ち主と連絡がついた叔母から、「相手の人がとても良い人で、傷もついていないので大丈夫だと言ってくれたよ。」と、電話がありました。

人間、ピンチに陥った時は思わぬ力が出るものだ、とその時はそう思いましたが、もしかしたら叔母が私に内緒で相手の車を修理してくれたのかもしれません。(所員W)