息子とバイクと保険③
事故でケガをしたときには「人身傷害」が安心です!!
所員Kです。
6月の息子のバイク事故で、保険の大切さをつくづく実感し、これまで自分自身が加入してきたバイク保険はどうだったかと思い返してみました。
バイクに乗り始めた頃は保険とは全く無関係の仕事に就いており、当時勤務していた会社の子会社の保険代理店で加入していました。当時はどの保険会社で加入しても保険料は同じだったように記憶しています。給与天引きで毎月約12,000円の保険料でした。退職後もしばらくそこでお世話になりましたが、保険料の安さに惹かれてネット保険に移りました。対人対物無制限は当たり前ですが、自分のケガのことはあまり深く考えず「相手への補償さえきちんとしていれば、自分のケガは自分持ち。」と考えて保険料節約のため「搭乗者傷害」を付けていました。ネットで加入する場合、だれも補償内容について的確なアドバイスをしてくれないので、当時私はオフロードバイクで通勤し、休みの日にはツーリングや自走でラリーやレースに出るなど、バイク中心の生活には不十分な補償内容になっていたと思います。今考えれば恐ろしいです。これまでレース以外で事故や病院に行くようなケガが無く、一度も保険を使うことが無かったのは本当にラッキーでした。
さて、今回は息子がメインに乗るので「人身傷害」を付けました。そのおかげで息子の11日間の入院、その間の2回の手術、退院後の診察やリハビリも全額保険で支払ってもらえました。入院中の雑費代も出ました。息子のケガはずいぶん良くなってきましたが、握力も事故前の1/2程度で、角度のせいか傘を持つものも難しい状態です。脱臼のせいで指が曲がりにくくなっているため医師からの指導で週2~3回程度リハビリに通っています。全治5か月超との診断で、数ヵ月後にはプレートを抜く手術もしなければなりません。人身傷害は搭乗者傷害と異なり実際の治療に応じた支払いをしてくれるため安心して治療することができます。通院交通費や休業損害の補償もあります。保険料節約のため傷害一時費用を外していたので、10万円受け取れなかったのがちょっと残念ですが、保険はあくまでも保険、使わないのがいちばんです。もしものときに備えて、車やバイクには乗る人や乗り方に合った補償を付けておくことをお勧めします!
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人身傷害は「実損払」、搭乗者傷害は「定額払」となります。
・実損払・・・実際に発生した損害につき約款に定める損害額基準に基づいてお支払いします。
・定額払・・・あらかじめ定められた金額をお支払いします。
なお、人身傷害の特約の傷害一時費用保険金は定額払です。
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